​Exhibitions|2022
 
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草むらの音素
Notes in the Grassy place

​2022

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7/13 (Wed) - 8/31 (wed),  2022

経堂アトリエ Plum Gallery, 経堂
Kyodo Atelier Plum Gallery, Tokyo, JAPAN


​HP :    https://kyodo.atelier-inoue.jp
Page  : https://kyodo.atelier-inoue.jp/2022/06/29/8084/

草らむの音素 Notes in the grassy place

 

身近な住環境や自然への繰り返しの観察行為によって、個人や場所に内包される記憶や諸感覚を拾いあげ、 描く行為を通じて、私たちの生きる場所やそこに広がる景色について問い続けている。近年は主に、人々 の生活の傍らに位置する《庭》をモチーフとした作品シリーズを手がけている。本展「草むらの音素」で は、経堂アトリエの庭をイメージの発端に、その場にこぼれ落ちる音や質に触れながら、様々な響き合い の存在する景色を描きだすことを試みた。

レイチェル・カーソン ( 海洋生物学者・作家 ) は、晩年の著作「The Sence of Wonder」のなかで、すべ ての子どもが生まれながらに持っている「神秘さや不思議さに目を見はる感性 (The Sence of Wonder)」 を失わないことの大切さを語っている。見落とされ、忘れ去られていくような他愛もない風景とその断片 --日常に眼差しを向け、じっくりと眺めてみること。そのような他愛もない繰り返しの関係性のなかに、 私たちが生きる世界を味わい、創造的な感性を再発見するための手立てが潜んでいるのではないだろうか。 

足下の先に広がるささやかな景色、庭先の小さな生きものや植物たちへ敬意を込めて。

展示風景 -​準備中-

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息をする
Spirare

​2022

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5/3 (The) - 5/22 (sun),  2022

Gallery Gigi, 江ノ島, 神奈川
Gallery Gigi, Kanagawa, JAPAN


​HP : http://www.g-z-gigi.com
Press  : http://g-z-gigi.gloomy.jp/exhibition/exhibition59.html

息をする spirare

 

展示タイトル「息をする」は、ラテン語「spirare」に由来する。

この言葉は、英語の「Respiration(呼吸)」、「Inspire(刺激を受ける)」、「Inspiration(霊感)」などの語源ともいわれ、息をする動作は、心に何らかの刺激を吸い込むこと、生きている状態そのものを示唆している。

 

隔たりと解放、対話と沈黙、喜びと痛み、享受と喪失…

ふいに吸い込んだものが、身体の器を緩やかに押し拡げながら体内へと浸透し、吐きだされるものは次々と世界へと取り込まれ、循環していく。はるか彼方の引力に導かれ海水が満ち引きするように、知らずとも、あらゆるものはたえず干渉しあい存在している。私たちの、この一息さえも。

 

本展では、今春までのおよそ5年間、稲垣が拠点としていた北関東での暮らしに向けられた眼差しから、人や場所に内包される記憶を拾いあげ、トポフィリア(*1)をめぐる複層的なイメージを絵画のうちに描きだすことを試みている。

 

(*1)トポフィリア(topophilia):「人々と、場所あるいは環境との間の、情緒的な結びつきのことである。」

(イーフー・トゥアン「トポフィリアー人間と環境」株式会社せりか書房, 1992年, p.20)

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