Solo Exhibition

" 草むらの音素 Notes in the grassy place "

日程 |2022年7月13日(水) − 8月31日(水)  

時間| Webより要予約制


場所 |経堂アトリエ Plum Gallery

〒156-0052 東京都世田谷区経堂4-31-8 2F・3F

Tel:03-4285-1073(ヨニハ イトナミ)

Fax:03-6322-4789

WEB |https://kyodo.atelier-inoue.jp/access/ (経堂アトリエ Plum Gallery)


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Statement ------------------


[草らむの音素 Notes in the grassy place]


身近な住環境や自然への繰り返しの観察行為によって、個人や場所に内包される記憶や諸感覚を拾いあげ、 描く行為を通じて、私たちの生きる場所やそこに広がる景色について問い続けている。近年は主に、人々 の生活の傍らに位置する《庭》をモチーフとした作品シリーズを手がけている。本展「草むらの音素」で は、経堂アトリエの庭をイメージの発端に、その場にこぼれ落ちる音や質に触れながら、様々な響き合い の存在する景色を描きだすことを試みた。 レイチェル・カーソン ( 海洋生物学者・作家 ) は、晩年の著作「The Sence of Wonder」のなかで、すべ ての子どもが生まれながらに持っている「神秘さや不思議さに目を見はる感性 (The Sence of Wonder)」 を失わないことの大切さを語っている。見落とされ、忘れ去られていくような他愛もない風景とその断片 --日常に眼差しを向け、じっくりと眺めてみること。そのような他愛もない繰り返しの関係性のなかに、 私たちが生きる世界を味わい、創造的な感性を再発見するための手立てが潜んでいるのではないだろうか。

足下の先に広がるささやかな景色、庭先の小さな生きものや植物たちへ敬意を込めて。